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子宮頸がんワクチン

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子宮頸がんワクチンについて

病原体

ヒトパピローマウイルス(HPV)

感染経路

性行為による感染

症状・合併症

子宮頸がんは、20~30代の若い女性で急増している女性特有のがんです。原因のヒトパピローマウイルス(HPV)は、一般女性の約80%が一生に一度は感染しますが、子宮頸がんになってしまうのは、そのうちごく一部(0.15%)の人です。子宮頸がんが発見されると、子宮を摘出し、その後の妊娠が叶わなかったり、若くして命を落とすことがあります。

参考:厚生労働省「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」

子宮頸がんワクチン

  • 子宮頸がんと診断される女性は毎年1万5,000人、そのうち2,500人の命が奪われています。20歳代、30歳代の女性に増えています。
  • この子宮頸がんは「ヒトパピローマウイルス(HPV)」の感染が原因です。性交渉で感染しますが、いわゆる「性病」ではありません。性交渉で誰もが感染する可能性があり、そのうちの一部の人ががんになります。
  • そこで、このウイルスに感染する前に(性交渉が始まる前に)ワクチン接種して感染を予防すれば、子宮頸がんを予防することができます。

接種対象と接種間隔

接種時期と接種間隔

副反応

接種部位の痛み、発赤(ほっせき)、腫れや全身性として疲労、筋痛(きんつう)、頭痛、胃腸症状、関節痛、発疹(ほっしん)、発熱、じん麻疹などが報告されてます。また、緊張しやすい方や立ちくらみしやすい方は、接種後に失神をおこす方もいるので接種前に医師に伝えて、横になって受けたり、30分くらいは、院内で様子をみてください。

子宮頸がん検診も大切

このワクチンで子宮頸がんは約60%減少すると期待されていますが、100%ではありません。子宮頸がんの早期発見には、これまでどおり検診をうけることも大切です。

ほかの予防接種は1週たてば受けられます。

予防接種を受けたあとの注意

接種後に体調の変化があった場合には、すぐに医師に相談してください。

失神について

接種後にめまいやふらつき、失神などが起こることがあります。転倒してけがをしないように、次の3つの注意事項を守ってください。

  1. 接種後に診察室から待合室などへ移動するときには、看護師さんや保護者の方に腕をもって付き添ってもらってください。
  2. 接種後30分間程度は、背もたれや肘かけのあるイスなど、体重を預けられるような場所で待っていてください。
  3. 待っている間は、なるべく立ち上がることを避け、座ってください。

気分が悪くなったり、めまいを感じたら、転倒しないようにイスにもたれかかるか、しゃがむか横になって、すぐにスタッフや医師に知らせてください。

痛みについて

接種後に、注射した部位に限らない激しい痛み(筋肉痛、関節痛、皮膚の痛みなど)、しびれ、脱力などが起こり、長くつづくことがあります。このような症状が起こった場合には適切な診療が可能な医療機関を受診いただくことが必要ですので、医師にご相談ください。

注射後にふらつきや失神が起こる理由

注射を打ったときの痛み、恐怖、興奮などによる刺激が脳神経のひとつである迷走神経を介して中枢に伝わり、心拍数や血圧がさがったりすることがあります。そのため、気分が悪くなったり、めまいやふらつき、失神などが起こります。これは、血管迷走神経反射とよばれ、多くの場合これが原因となり注射後の失神が起こると考えられています。
血管迷走神経反射は思春期の女性に多いという報告があります。特に注射への恐怖心が強い方は注意が必要です。

通常は横になって安静にするだけですぐに回復しますが、転倒してけがをしないように、上記【失神についての注意事項】を必ず守りましょう。

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