肺炎球菌
飛沫感染:くしゃみ、せき、会話などで菌を含む飛沫が飛び散り、これを鼻や口から吸いこむことで感染します。
肺炎球菌による感染症では、細菌性髄膜炎や菌血症、敗血症、重い肺炎や細菌性中耳炎などをおこします。髄膜炎に伴う合併症は多くあり、死亡や発達・知能・運動障害、難聴などの重度の後遺症が残ることがあります。
細菌性髄膜炎の2大原因菌として「ヒブ」と「肺炎球菌」があげられています。細菌性髄膜炎の初期症状はかぜと区別がつきにくく、治療では耐性菌が多く抗生物質が効かないこともあり、ワクチンによる予防が最も重要です。なお、肺炎球菌には100種類くらいの異なった株があってワクチンではカバーできないこともあります。
接種部位が赤く腫れたり、発熱などが報告されています。